全日本空手道同盟 糸源流 武術館

<糸源流の系譜>
空手道は、琉球王国時代より受け継がれてきた沖縄固有の武術「手(ティー)」を源とし、沖縄の風土と精神文化の中で育まれてきた日本の伝統武道です。その根幹には、礼節・克己・和の精神が脈々と息づき、中国をはじめとする周辺文化の影響を受けながらも、本質においては一貫して沖縄に根ざした心身修養の道として継承されてきました。
今日、空手道は世界200を超える国と地域へと広まり、沖縄発祥の武道として国境を越え、平和と自己修養の精神を今なお伝え続けています。糸源流沖縄空手道もまた、その源流である沖縄の伝統と精神を礎とし、長年にわたる不断の努力と修行を通じて、各地にその教えと技を広めてきました。
故・福島清最高師範は、沖縄正統空手道の父と称される遠山寛賢先生、全日本空手道連盟範士師範・花上利雄先生に師事し、さらに沖縄空手道研究会最高師範・上地龍翔氏より直接薫陶を受けました。長年にわたる厳しい修行と研鑽を通じ、空手道のみならず諸武道の精髄を究め、自らとの闘いを修行の根幹に据え、「不倒克己」の精神を体現する武道家として歩みを重ねました。
その過程において、沖縄空手の伝統を基軸としながら、高度かつ独自性の高い技法を創出・体系化し、精神修養を最も重んじる独自の武道観を確立しました。
1965年、これらの思想と修練の結晶として「糸源流沖縄空手道」を創設。沖縄に源を持つ空手道の真髄を後世に伝えるべく、日本文化の一翼を担う流派を開かれました。
1970年には、糸源流沖縄空手道の理念を実践する場として「全日本空手道同盟総本部武術館」を設立。従来は限られた場で伝承されてきた糸源流沖縄空手道を広く世に顕し、同年、八木治郎氏司会によるフジテレビ「全国ビックリショー」に出演し、その技と精神の深奥を全国に示しました。
以来、糸源流沖縄空手道は、沖縄空手の伝統を堅持しつつ、常に心術を重んじ、技術の研鑽を怠ることなく、武術館を拠点として普及と実践を続けています。
沖縄発祥の空手道の真価を、今後も時代を超えて未来へと伝え続けてまいります。
<最高師範>
全日本空手道同盟最高師範
糸源流沖縄空手道初代宗家十段
沖縄空手道範士師範九段
合気道範士師範七段
福島 清

福島清最高師範は、17歳で本格的な空手修業に入り、研鑽を重ね、28歳にして最高位である範士・師範の資格を取得。
糸源流沖縄空手道を創流し、全日本空手道同盟総本部「武術館」を創設。正統派武道空手の普及と発展に生涯を捧げる。
数々のテレビ番組に出演し、卓越した技と精神性をもって、糸源流沖縄空手道の真髄を広く世に示す。
埼玉県毛呂山町出身。2022年12月永眠。
墓所は沖縄平和記念墓地公園(沖縄県国頭郡本部町)
著作に『拳魂一徹・燃える我が人生』(JJM企画)


<糸源流沖縄空手道創流までの歴史年表>

<近代空手道における糸源流空手道の系譜>
