全日本空手道同盟 糸源流 武術館
一般社団法人 全日本空手道同盟 理事長
糸源流沖縄空手道宗家
全日本空手道同盟総本部武術館
館長 福島 宏

糸源流沖縄空手道が創流された当時、社会は急速な変化の中にあり、価値観の混乱や人間性のモラル低下、青少年の非行化が大きな課題として叫ばれていました。
そのような時代背景の中で、「正しい社会とは何か」「人としていかに生きるべきか」、そして「真の武道とは何か」が強く問われていました。
この問いに向き合い、福島清最高師範は「日本古来の武道である空手道を通じ、自らに限りなく挑戦し続ける人材を育成する」という理念を掲げ、糸源流沖縄空手道を創流しました。単なる技の習得にとどまらず、実践的な技を体系化した修練を通じて、人間教育としての空手道を築き上げてきました。
2025年10月、糸源流沖縄空手道は創流60周年、全日本空手道同盟総本部武術館は創立55周年を迎えました。これまでの歩みは、会員・関係者の皆さま一人ひとりの実践と努力によって支えられてきたものです。
現代社会に目を向けると、価値観の多様化、社会の分断、自然災害、国際情勢の不安定化など、私たちは今なお多くの不確実性の中に生きています。そのような時代だからこそ、糸源流沖縄空手道が目指してきた「真の強さ」は、これまで以上に重要な意味を持つものと考えています。
糸源流沖縄空手道および総本部武術館では、老若男女、あらゆる背景を持つ人々が、それぞれの可能性を広げる場として、空手道を通じた人間教育を実践しています。
日々の鍛錬によって培われる「真の強さ」とは、困難な状況に直面したときに逃げず、進む力であり、自らの人生を切り拓くだけでなく、周囲や社会にも良い影響を与える力です。
武術館は、理念を掲げるだけの場ではなく、実践によって示し、時代とともに前進していく拠点であり続けたいと考えています。糸源流理念の実践を通じ、これからの新しい時代の先駆者となる道場生とともに、希望を持って歩める社会の実現を目指し、今後も空手道の真髄を追い求め、歩みを止めることなく邁進してまいります。
引き続き、皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
一般社団法人 全日本空手道同盟 専務理事
糸源流沖縄空手道範士師範八段
全日本空手道同盟 首席師範
武術館入間支部長
豊泉 繁雄

日頃より、会員並びに保護者、関係各位の皆さまには武術館に対し多大なるご支援ご協力をいただきありがとうございます。おかげさまで今年で、糸源流空手道創流60周年、武術館創立55周年を迎えました。私も草創期の武術館に入門して以来53年が過ぎました。前館長の福島清最高師範には永きに亘り直接ご指導いただきありがとうございました。空手を競技として捉え、勝ち抜いてナンバーワンの空手を目指すのも結構ですが、他人との比較ではなく個々の目的に合った稽古で個性を磨き伸ばすオンリーワンの空手も良しと考えます。いずれにしろ空手を通して学んだ様々な事を日々の生活の中で、人生の中で生かして人として成長する事を期待しています。福島宏館長のもと、一丸となって武術館の新たな時代を築いていきたいと考えておりますので今後ともご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。また、会員の皆さまには空手と道場を心の拠り所として引き続き日々精進してほしいと思います。私も、糸源流空手道の伝承と武術館の充実発展に努め、社会に還元できる空手を目指す所存です。
一般社団法人 全日本空手道同盟 常務理事
糸源流沖縄空手道 五段
増田 明

関係者各位、ご父兄の方々をはじめ会員の皆さま、日頃から武術館に対して大きなご支援をいただきまして、ありがとうございます。糸源流空手道創流60周年、武術館創立55周年を迎え、一年一年が大切なこの時を歩める機会に大変感謝をしております。
福島清最高師範の信条と理念をもって生まれた糸源流沖縄空手道はその修行を通じて強靭な肉体を養い、社会に役立つ人間形成を理想とし数多くの会員を育成して参りました。私自身も武術館入門から大学時代の空手部(埼玉工業大学空手部初代主将)を経て、今日まで49年、空手で培った考え方を基に今日まで仕事や社会活動を実践してきました。これからも糸源流並びに武術館に対し、関係者各位、ご父兄の方々をはじめ会員皆さまのご協力をいただきながら、進んでいく所存です。今後とも武術館空手道に対し、一層のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。